2023年2月
2023年2月9日
令和5年予算 知事に迫った県立高のトイレ洋式化実現!
2月14日開会の県議会定例会に先立ち令和5年度予算の説明会が開かれましたので主な事業をご紹介致します。
なお、昨年12月議会の私の一般質問で知事、教育長に県立高校の定員割れ、人気低下の要因としてトイレ洋式化率の低さ(県立48%⇔沼津市私立高ほぼ100%)を追求しましたが知事他の決断で急遽30億円の事業費を確保し洋式化着手することになりました!今後とも、県民目線で県政改革に挑んで参ります!
物価高騰対策・中小企業支援・移住定住
・脱炭素関連事業費(6.3億円):中小企業の省エネ設備導入支援、特別枠の創設(補助率2/3、上限額600万円)対象設備の追加
・中小企業物価高騰対策支援 (2月補正4億、総額61.3億円) :中小企業のコスト削減の取組を支援(補助率2/3、約16,000件)
・移住・定住関連事業費(5.8億円):【拡充】首都圏から移住する子育て世帯の加算を増額(30万円/人→100万円/人)
・観光誘客事業費 (9.2億円):観光需要の早期回復に向け宿泊キャンペーン等を機動的に展開
・企業立地関連事業費助成(64.6億円):工場の新増設に伴う用地取得や建物建設費への支援
感染症対策・医療・福祉
・新型コロナウィルス対策(623億円):病床の空床補償、軽症者施設借上げ、ワクチン接種支援等
・ふじのくに感染症管理センター整備(8.6億円):R5.4設置、三島市
・医師確保事業(17.9億円)、看護職員確保事業(8.0億円):修学研修資金を貸与し医学生、看護師の確保等行う
・福祉・介護人材確保事業(6.9億円):人材育成による新規就業、ICT機器等の導入による職場定着促進
・県立がんセンター事業(病院事業430億円):患者数入院20万5千人、外来35万8千人
・新動物愛護センター整備事業(0.3億円):県立富士見学園跡地施設の改修設計費
子育て・教育・スポーツ
・子ども・子育て支援給付費(191億円):保育所、認定こども園運営費、幼児教育・保育無償化、大規模保育施設(定員121人以上)の保育士加配支援(41施設)
・公立学校サポートスタッフ配置(5.6億円):教員負担軽減へ事務、消毒作業スタッフ配置
・スクールカウンセラー配置(5.1億円):いじめ、貧困、ヤングケアラーへの対応、支援
・高等学校の教育環境充実 (103.5億円) : 【新規】トイレ洋式化(R5:設計12校16棟、全体事業費約30億円)、新構想高校整備(志榛地区:R6開校)、長寿命化改修(沼津東高校2棟) ほか
・私立学校経常費・私立専修等運営費助成(178.6億円):【県単単価改定】 高校+300円、小中学校+50円、幼稚園+150円
・スポーツ参画人口拡大事業費(1.4億円):生涯スポーツや障害者スポーツの振興へ体制整備、情報センター設置など
盛土対策・社会基盤整備
・盛土対策関連事業費(0.8→18.6億円):熱海・逢初川の土砂処理、不適切な盛り土監視、調査
・道路、河川、海岸・港湾、街路などの社会資本整備(430億円):近年激甚化する自然災害に対応した県土強靱化
・沼津駅鉄道高架事業(19.9億円):原地区の新貨物ターミナル施設整備、高架本体設計
・交通安全施設整備(44.1億円):信号機新設、改良、LED信号灯器化
※4月9日(日)には県議会選挙を迎えます。沼津市は定数1減となり厳しい状況ですが、引き続きのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます!
2023年1月
2023年1月5日
令和5年スタート〜物価高対策、リニア、沼川新放水路等 前進へ!
新年あけましておめでとうございます!本日より仕事始めの方も多いと思いますが、皆様方にとって素晴らしい1年となることをご祈念申し上げます。
さて、昨年来のコロナウィルス感染症や物価高は生活面、経済面で大きな支障となっているかと思いますが、県議会自民改革会議では新年度予算を決める2~3月議会に向け、実行力のある支援策を盛り込むよう調整中。昨日の川勝知事の新春記者会見では、公立小中学校の給食費の無償化に言及しており、新しいメニューに期待します。
全国的な注目を集めるリニア新幹線工事は、昨日、岸田首相がリニア開業後の静岡県内での新幹線停車本数増に言及する一方、知事は新春インタビューで水の確保、生態系への影響、残土処理などの課題を挙げ溝の深さを露呈。私の所属する県くらし環境委員会で課題解決に向けた議論を進めたいと思います。
沼津市では、令和5年度、県事業の沼川新放水路工事、崩落した黄瀬川大橋の架け替え工事、原地区JR新貨物駅工事などが佳境を迎えるため、着実な進展をバックアップしていきます。
また、将来に向け沼津市発展につなげたいトヨタ自動車の実証実験新都市ウーブンシティ(裾野市)、沼津港でのSea級グルメ後の土地利用などを的確にとらえ、県当局と連動した政策推進を行って参ります。
4月には県議会選挙を迎えます。沼津市は定数1減となり厳しい状況ですが、引き続きのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます!