2020年12月

 
2020年12月28日

沼津産養殖マダイ・アジの給食提供、学校でのお茶愛飲事業等について
 
 

今年もあとわずかとなりましたが、コロナが未だに猛威を振るい、何かとご苦労の多い日々をお過ごしのことと思います。
県議会12月定例会はコロナ対策、経済対策等補正予算などを可決し閉会。私が所属の産業委員会は多くの報告事項があり、コロナ対策、経済振興に資する以下事業を取り上げ質問しました。
新年におきましても、コロナ禍での積極的な県政施策を促し、県民生活の安定、安心に向け尽力して参りますので、引き続きのご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

Q、「命を守る産業の創造」の進捗状況について=県内企業での生産重要!
⇒マスク4社、消毒液1社、フェイスシールド5社、計10社採択、8157万円助成。治療薬、医療機器4社、検査5社、感染防止機器5社に計2億8百万円助成。

Q、(首都圏に頼らない)新たな経済圏:山梨・長野・新潟県との経済連携の進捗について
⇒これまで先行の山梨県との相互産品販売に加え、4県でのインターネット販売でのセット商品販売(12月)、4県バイヤーを対象としたデジタル商談会開催予定(2月)。

Q、首都圏への出荷激減となった沼津産養殖魚アジ、マダイの支援策、学校給食への提供状況
⇒33市町の小中学校、幼稚園、特別支援学校計481校へこれまで26万食提供、年度内に更に34万食予定。高級食材であり食育の観点からも生徒、学校ともに好評。
生産者、漁協から来年度事業継続の要望もあり、県での事業継続、予算確保を要望。

Q、児童生徒の静岡茶愛飲の取組状況
⇒R1年度、県内小中798校のうち750校で静岡茶愛飲の機会を提供、R2年度全校実施へ。
⇔抗インフルエンザウィルス効果もあり、抗コロナ効果は検証中とのことだが、この機会により日常的に愛飲できる工夫、仕掛けづくりを行い、消費量拡大を強く要望(常に飲めるように給茶機設置校もあり!)。
 
 
 

 

 
2020年12月2日

静岡県の新型コロナウィルス感染症の現況と対応について
 

県議会12月議会が開会、冒頭に川勝知事より提案説明があり、その中から新型コロナウィルス感染症に関連する内容について、参考までご案内いたします。

◎新型コロナウイルス感染症の現況について
「新型コロナウイルス感染症は、10月末から県内でクラスターが相次いで発生し、11月18日には、1日の新規感染者が過去最多の87人となるなど、急激に増加を続け、極めて厳しい状況であります。
本県の警戒レベルは、「県内警戒、県外警戒」のレベル4ではありますが、クラスターが頻発している静岡市、浜松市の状況は、「特別警戒」であるレベル5相当であると認識しております。また、全県で病床の逼迫度合いは高まっております。これ以上の感染拡大は、県民の皆様への行動の抑制を更に強力にお願いする事態につながりかねません。11月27日から12月20日までの約3週間を集中対策期間として、感染防止対策の徹底をお願いいたします。
爆発的な感染拡大を起こさないよう、感染防止対策の手を緩めることなく、県民の皆様の命と健康を守ってまいります。」

注)レベル4=「感染まん延期前期」:施設での感染防止対策徹底、感染リスク高い行為を回避
  レベル5=「感染まん延期中期」:不要不急の外出自粛、営業時間短縮要請を含む行動制限あり
  レベル6=都市封鎖級「感染まん延期後期」:外出禁止や休業要請

◎新型コロナウイルス感染症への対応について
インフルエンザ流行期に備えた医療提供体制の整備につきましては、感染の急激な拡大が続いている新型コロナウイルス感染症に加え、インフルエンザが流行した場合に備え、発熱等の症状のある患者が、かかりつけ医等の身近な医療機関で相談し、診察・検査を受けられる体制の整備が必要であります。
このため、県内医療機関の協力を得て、発熱等の症状のある患者が増加した場合にも、診療や検査が受けられるよう、「発熱等診療医療機関」として、約700か所を指定いたしました。今月16日からは、「帰国者・接触者相談センター」を「発熱等受診相談センター」に名称変更し、発熱等の症状のある方に診療可能な医療機関を案内することにより、かかりつけ医がいない方も安心して受診できる体制を確保いたしました。
また、病床の逼迫への対応につきましては、更なる病床の確保に取り組みます。併せて、軽症者のための宿泊療養施設を浜松市に新たに1施設確保するとともに、療養対象者の拡大を検討するなど、入院が必要な中等症以上の患者に適切な医療を提供できる体制を確保してまいります。
検査体制につきましては、東部保健所、中部保健所及び環境衛生科学研究所に、新たに抗原定量検査機器を各1台導入したことに加え、医療機関等における検査体制を強化することにより、検査可能数を現在の約6倍となる1日最大14,500件まで拡大いたします。これにより、インフルエンザ流行期の検査需要の増加に対応するとともに、感染拡大地域における広範囲な検査や福祉施設での一斉検査を実施し、クラスターを早期に封じ込め、感染の拡大防止に全力で取り組んでまいります。」

ご参考)新型コロナウイルスのPCR検査、抗原検査の違いについて
・新型コロナウイルス感染を疑ったらまずはPCR検査:ウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法。鼻や咽頭をぬぐって細胞を採取して検査、発症から9日以内なら唾液からの検査も可能。結果は当日~2日後判明。
抗原検査は簡便だが精度が劣り、PCRの補助的な位置づけ:ウイルスに感染した細胞が特異的に産生する抗原を検知して診断に導く検査。抗原検査をするキットは30分ほどと非常に最短で検査ができること、特別な検査機器を使わずに検査ができるというメリット。
・PCR検査も抗原検査も保険認可されており、原則医師の判断で行う。

☆師走となり、何かと慌ただしい日々が続くかと思いますが、感染防止に細心の注意を払って頂くことを心よりお願い申し上げます。
 
 
 

 
 
2020年11月

 
2020年11月20日

県議会12月議会のコロナ対策等補正予算について
 

県議会12月議会の自民改革会議への議案説明会が行われ、新型コロナウィルス感染症への対応を始めとして、計10億4千万円が計上されました。
コロナ感染症拡大以降、毎月のように補正予算を組んできましたが、コロナ関連の補正予算額はこれで計1250億円に上ります。

さて、今回の補正予算の主な事業は以下の通りです。
・発熱等診療医療機関への支援費(10万円/月×400か所)(2億円)
・医師負担軽減に向けたICT機器整備、事務作業補助者研修費(3億2300万円)
・新型コロナウィルスに打ち勝つ県民支え合い基金積み増し(6700万円)→医療従事者支援、感染症検査体制の拡充、県民生活支援等
・県内アーティスト等の文化芸術活動の再開経費支援(6000万円)
・県立美術館・富士山世界遺産センター・茶の都ミュージアム等のデジタル対応化(1.1億円)
・子供の居場所:子供食堂・学習支援・遊び場等での感染症対策経費(2000万円)

今月30日(月)より県議会開会となり12月21日(月)までの会期中、本会議での一般質問、委員会審査を経て議決される見通しです。

このところ、全国的にコロナ新規感染者が急増しており、予断を許さない状況となっています。
本日の県危機管理部公表資料では、『浜松市や静岡市等でクラスターが散発し、感染拡大が進行しており、感染流行期が「感染まん延期・前期」となっている。感染経路不明者数が増加し、市中に見えない感染者がいる可能性があることから、感染防止に細心の注意が必要』とされています。
是非とも感染回避に向けての最大限のご配慮をお願いいたします。
 
 
 

 
 
2020年10月

 
2020年10月28日

トヨタ未来都市への対応など一般質問終了、明日から決算委員会!
 

10月も残り少なくなり、秋も深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
県議会定例会は閉会し、明日から令和元年度の決算特別委員会がスタートします。私は、所属する産業委員会において、商工業、農業、林業、水産業の様々な政策結果について質問し、審査を進めていきます。一方、本会議での一般質問は、「県議会レポートVol.6」として取りまとめ、近日には完成予定ですが、ポイントは以下の通り。引き続き、結果を出せる様にフォローして参ります!
 
1、トヨタ自動車の未来都市「コネクティッド・シティ」への対応と東部地域の産業戦略や地域づくりの考えは?
 
⇒(答弁)県庁に専門チームを組織し、道路やライフライン、研究開発環境の整備に迅速対応。東部地域の産業戦略や地域づくりは、ファルマバレープロジェクト推進の医療城下町構想との連携や豊かな自然・観光資源を活かした学術会議の誘致、子弟教育のための国際的な教育施設の検討など精力的に進める。
 

2、沼津市原の新貨物ターミナル整備工事をどう進めていくのか?
 
⇒取得済み用地では県、沼津市で埋蔵文化財調査実施、R3年度に全ての調査完了見込み。また、市がアクセス道路整備を進め、アンダーパス道路も工法等を県と市がJRと協議中。騒音対策は、県が現地試験を行い、防音壁の効果や影響等について検討中。JR等との協議を進めて新貨物ターミナル本体工事の早期着手に向け全力で取り組む。
 

3、沼津港にぎわい創りについて、県買収の西側緑地(倉庫跡)は整備内容未定。耐震性能が劣り改築必要な第一市場は、観光拠点、津波避難施設、駐車場機能として期待されるが協議の進展なし。 今後の県の取組方針や、市および民間事業者への支援は?

⇒西側緑地は「びゅうお」へのアクセスを改良する整備を来年度着手、R5年度の海の幸を楽しむ「Sea(シー)級グルメ全国大会」に利用予定。当面は、固定的な建築物を設置しない開放的空間とし、イベント利用で緑地としての魅力を高め、大会後は民間活力を導入し施設整備の可能性を検討。
第一市場改築は、県もこの期待の高い施設整備が着実に推進される様、関係者間の調整に向けた的確な助言や事業計画における公的支援の活用などを含めた協力に努める。
 

4、犬・猫殺処分ゼロに向けた進捗状況は?犬の販売は、飼育能力のある人に対してのみ販売する仕組み構築が必要。県動物管理指導センター(浜松)も老朽化しており、命をつなげるための施設へ改築、移設が必要

⇒動物取扱業者に対し、資格要件の厳格化など指導を徹底していく。飼育能力のある人への販売に向け終生飼育する宣誓書案を県で作成し購入を希望者に署名をもらう様、取扱業者に強く要請。
老朽化の動物管理指導センターは、有識者等と検討会を開催し、他県事例も参考に他施設との合築や併設など、整備方針や運営体制について広く検討を進める。
【再度要望】⇒新たな動物管理指導センターの設置は、場所の要件として子供たちが動物と触れ合えたり、ボランティアが支援出来易い様に交通便利な市街地とする傾向。沼津市の現貨物駅移転後は防災公園の構想もあり、そこに合築で整備することも検討して欲しい、と要望しました。
 
 
 

 
 
2020年8月

 
2020年8月28日

9月補正予算 感染症対策〜「新しい生活様式」への対応など
 
 

令和2年も早いもので9月を迎えますが、コロナ感染症の終息は未だ見えず、県内高校生の就職活動にも求人減による影響が出るなど、深刻な一面をのぞかせています。
県議会では9月議会に向けて県補正予算の概要説明があり、これまで同様、感染症対策を最優先で取組むと共に、「新しい生活様式」に向け必要となる経費を計上。また、今年度の大幅な県税収入減(約100億円)を見据え、事業見直しを行うとしています。特徴的な主要事業は以下の通りです。

〇医療、介護体制の整備
・介護人材の新規就業支援:コロナ後希望者増の介護研修支援、+150人目指す(3600万円)
・コロナ対策に有効な介護機器導入助成:ベッド移動補助ロボット、入浴支援ロボット等(2.6億円)
・PCR検査支援:クラスター発生時の近隣同種施設の従業員対象(1億円)

〇生活者、事業者への支援
・高校生就職マッチング対策:求人落込み(△30%)を踏まえ就職コーディネーター追加配置(2600万円)
・生活福祉資金(小口資金20万円)貸付の継続(3.8億円)
・中小企業金融支援の基金を造成:R2~7迄の利子補給用(65億円)
・コロナの影響(3割減)を受けるNPO法人事業継続支援の交付金(3200万円)
・中小企業危機克服チャレンジ支援:業種業態転換、リモートワーク等IT活用を支援(3億円)
・静岡・山梨・長野・新潟4県での商流、物流構築、県産品セット商品開発(1200万円)

〇ふじのくにライフスタイルの創設
・テレワーク等に対応する住宅改修費を助成:1件70万円程度(1.67億円)
・県内観光地でのワーケーション(観光地やリゾート地で休暇を取りながらテレワークする働き方)モデル事業実施(1000万円)

9月議会では、私の川勝知事への一般質問を10月1日(木)に予定しており、現在質問内容を調整中ですので、次回はその内容をお届けしたいと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、お体ご自愛のほど、よろしくお願い致します。
 
 
 

 
 
2020年7月

 
2020年7月8日

静岡県「テレワーク等によるITスキルアップ研修」について
 

コロナ対策6月補正予算の中の「テレワーク導入へのデジタル技術習得のためのIT訓練事業」について、県より参加者公募となりました。
一躍脚光を浴びたテレワークですが、採否は別にICT技術のひとつとしてこの機会に勉強しておくことは有効と思いますので、是非積極的にご参加ください。
なお、講習は全4回で、各回ごとに申込、東中西3会場(東部は沼津)、受講料1,000円(1回)、定員は各10名と少ないので希望者は早々にお願いします(申込先:沼津技術専門校、7/22締切)

申込は、県経済産業部 就業支援局のインターネットホームページ特設サイトからの電子申請、FAX、または電話でも可。
サイトはコチラから

講座名
1.はじめてのテレワーク〜上手に使って自己実現〜(8月3日)
2.待ったなし!テレワーク・WEB面接の導入(8月4日)
3.今すぐできる!企業のデジタル化(8月5日)
4.Withコロナ時代のITスキル(8月5日)

県民の総力でWithコロナの社会&経済を前向きに創っていきましょう!
 
 
 

 
 
2020年6月

 
2020年6月24日

6月補正予算~学校給食に県産高級和牛も!
 

開会中の6月県議会は、コロナ対策の補正予算を4月、5月に続き、計587億円を可決。
 
私の所属する産業委員会の主な事業は以下の通りですが、全体として落ち込んだ経済を如何に回復させるかに力点が置かれています。中でも、県産の高級和牛や養殖水産物が首都圏に売れないため困窮しており、学校給食への提供もスタートします!
 
・緊急融資枠を大幅拡充=県融資枠2000億円→3034億円、国連携融資枠2800億円→1兆1500億円(県が利子補給分として108億3800万円支出)。
 
・テレワーク導入へのデジタル技術習得のためのIT訓練事業(450万円)
 
・コロナで失業した人の再就職支援訓練事業(1760万円)
 
・外国人実習生再就職支援事業:相談員配置および研修(1000万円)
 
・静岡県&山梨県産品販売促進事業:両県農水産品の宅配、物産展(3000万円)
 
・学校給食への出荷低迷で困っている県内ブランド和牛の提供(9億6千万円)
 
・県内水産物(マダイ、アジ、うなぎ、ニジマス)の給食提供(2億2160万円)
 
・中小企業チャレンジ支援:IT活用、非接触、遠隔のビジネスモデルやデジタル化の推進および新たにマスク、防護服、消毒液の生産設備導入支援(4億円)
 
・飲食店の衛生管理改善や設備導入支援(3000万円)
 
・医療機器基盤強化事業:命を守る医薬、医療機器、検査キット等開発製造補助(2億1千万円)
 
 
 
上記の他、他委員会ですが、本県への観光誘客のため、宿泊者への県産品購入クーポン券配布、連泊者の宿泊費助成、宿泊・飲食連携のデジタルスタンプラリー(12億円)も追加されました
 
また、4月補正予算で成立した観光支援3億円を基に、県民を対象に県内宿泊の際の5千円補助も6月よりスタート、7月からは駿河湾フェリーの運賃半額キャンペーンもスタートします。県民の総力で県内経済をお互い様の精神で盛り上げていきましょう!引き続き、皆様からのコロナ対策に対するご意見、ご要望を受け付けておりますので、よろしくお願いいたします!
 
 
 

 
 
2020年5月

 
2020年5月22日

「新型コロナウィルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金」を創設!
 

県議会は20日に臨時議会を開き、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、県の休業要請延長に対する事業者への協力金および市町が独自に休業要請した1/2補助分の計9億6千万円を補正予算として可決。これで休業補償関連は4月に議決した70億円と合わせ約80億円に。

一方、今回、議員発議で「新型コロナウィルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金」を創設、コロナ感染症の医療従事者への危険手当支給や、高齢者・障がい者施設等従事者への支援等のために3億円を目標。

この財源として、県議会議員の今年度の報酬および政務活動費の1割をカット、視察研修等取り止めなどにより1億2700万円を捻出し、残りの1億7300万円分を県民の皆様へ寄付を呼び掛けることとしました。(→クラウドファンディング型ふるさと納税制度を活用、返礼品なし、詳しくは下記よりダウンロードしてご参照下さい。)

この苦境をみんなで支え合い、一緒に乗り越えるために、寄付へのご協力をお願い致します!なお、県議会では、6月にもコロナ対策の補正予算を予定しており、更なる感染症対策経費、社会経済活動の再開に向けた取り組み経費などを組み込む予定であり、ご意見等ありましたらお寄せ頂きます様、よろしくお願い申し上げます!

 
 
 
 

 
 
2020年4月

 
2020年4月30日

新型コロナウィルスに伴う 「あなたが使える緊急支援」 サイトについて
 

本日、緊急事態宣言の1か月延長、公立学校休校の再延長などが明確となるなど、生活、経済面で厳しさがさらに増すものと思いますが、「持続化給付金」含め、すべての国支援メニューを分かりやすく自民党がまとめ、サイトが開設されていますので、是非ご参照ください!
⇒ https://www.jimin.jp/covid19/

 
 
 

 
2020年4月30日

265億円の補正予算可決&経済産業省「持続化給付金」
 
 

県議会臨時議会が28日行われ、国の特措法に基づき県が休業要請した施設への協力金および市町が独自に休業要請した店舗等への交付金70億円を含めた計約265億円の補正予算を可決しました。
一方で、休業要請に含まれないがコロナ拡大防止のため自主的に営業縮小、休業している事業者(例えば理美容、学習塾、ダンス教室、フォトスタジオ等)や、完全に業務、受注がゼロとなっている観光・旅行(バス)事業者などへの支援を求める声が県議会自民改革会議には多く寄せられていることから、同日、川勝知事に対し、これらへの追加緊急支援を求める要望書を会派で提出しました。

また、こうした支援策(借金となる融資でなく補助金)は事業者が固定費増加などで切迫している中、スピード感ある対応が必要ですが、その観点から国も含めた施策全体について県政策推進担当部長に確認のところ、既に報道もありご存じの方も多いと思いますが、経済産業省「持続化給付金」が最も金額、即応性が良いとの見解でした。
支給対象は、前年同月比売上50%以上減少、大企業除く中小企業、小規模・個人事業者で、法人200万、個人事業者100万円が給付。本日の国の補正予算成立後、明日から電子申請受付を開始する予定とされ、申請後、2週間程度で給付することを想定とされています。
詳しくは経産省HPへ 
HPはコチラ
 

 
 
 

 
2020年4月24日

静岡県と沼津市の休業要請に伴う支援内容について
 
 

4月23日夕方の沼津市の宿泊業、飲食店等への休業要請と支援内容について、問合せ多いため、先の静岡県の支援内容を含め、一覧表にまとめましたのでご参照ください。
なお、明日からゴールデンウィークにかけて、お休みとなる方も多いかと思いますが、コロナ感染症の終息に向けて、大事な期間となりますので、何かと大変ですが生活面の自粛措置をよろしくお願い致します!
 

静岡県と沼津市の休業要請に伴う支援内容

 
 

 
2020年4月21日

静岡県のコロナ感染症追加対策195億円!(4月補正予算)
 

国の新型コロナウィルス感染症緊急経済対策に呼応し、県が追加対策を盛り込んだ4月補正予算案の概要説明があり、総計約195億円。現状では飲食店舗等への休業補償は未入なものの市町独自に実施しているところには支援していくとのこと。
また、県のコロナ現況は、発生患者52人、うち8人退院。予算案は28日の臨時議会で可決の見通しですが、これら以外にも順次県民の皆様のご要望に応え、少しでも安心な生活を守っていくことが肝要ですので、引き続きご意見、ご要望ありましたらご遠慮なくお寄せください!
 
1、 感染拡大防止策と医療体制整備(62.8億円)
・PCR検査1日100検体を390検体まで体制強化
・重症者病床を感染症指定医療機関46床に加え一般医療機関へも拡大200病床へ
・軽症患者のための民間宿泊施設等の借上げ300人分(東部・中部・西部100ずつ)
・帰国者 接触者相談センターの電話相談窓口増設、24h対応へ(民間委託で回線増)
・保健所の応援体制強化:コロナ担当75名⇒147名
・人口呼吸器、ECMO、個人防護具等の整備
・衛生用品配布(医療・高齢者・障がい者施設へ6月までの2か月分):マスク267万枚、消毒液10万9千ℓ、手袋40万枚、医療用ガウン16万7千枚、防護服10万9千枚
・特別支援学校の全教室へ換気扇の設置工事、県立学校の和式トイレを洋式化(和は飛沫発生)

2、 学校の臨時休業などへの対応(5.8億円)
・放課後児童クラブ等の開所時間延長の支援(3月までと同様)
・公立小中487学校への学習支援員1名/1校の追加配置(3か月)
・県立高校、大学における遠隔授業環境(ITオンライン学習)の整備

3、 事業者・生活者支援(106.2億円)
・県中小企業向制度融資の拡充500→1500億円、加えて国の緊急対策融資追加2800億円
事業者はそれぞれ最大8千+3千万円、計1億1千万円借入可能、金利補助でほぼ0%
・家計が急変した高校生等の保護者等への教育費支援
 

 
 
 

 
2020年4月7日

静岡県のコロナ感染症対応や課題について
 

新型コロナウィルスの感染蔓延により、いよいよ政府より緊急事態宣言が発令されることとなりました。静岡県は対象となりませんが、今後の最悪の事態を想定しての先手対応が県政に求められます。

ここで、静岡県のコロナ感染対応や課題などについて改めて整理してみます。現時点、これまでの県内感染症検査者は約600名で、このうち感染者数は19名となりましたが、幸いにも重症者は出ていません。

【コロナ感染症疑いの場合のプロセス】
感染症の疑い(=風邪症状や37.5℃以上発熱4日以上、強いだるさ、息苦しさ)ある場合の対応⇒県内9保健所の相談センターへ電話相談(東部保健所090-7038-4727)
保健所が指定する感染症指定医療機関(県内10病院)にて診察、PCR検査
症状により陽性の人は入院措置
※コロナ陽性であっても、その8割は軽症で約1週間で自然治癒。残りの2割が重症でそのうち5%程度が集中治療室となっています。

【静岡県の感染者対応課題】
県内感染症指定医療機関は10病院、計46床しかない。県東部では、富士市立中央病院6床、裾野赤十字病院6床、国際医療福祉大学熱海病院4床、下田メディカルセンター4床のみ。
・感染症病床に指定する要件は、個室で室内にトイレ、シャワー完備、空調が独立排気可能なことなどが必要。
・今後の拡大に備え、県では全病院に感染症対応病室を準備出来ないか照会し、今のところ40程度増床可能の見通し。
・上記に加え、東京都などと同様にホテル等での軽症者受入れを考えていくとのこと、これについては早急に関係団体等に要請して確保する様に要望しました(但し極力市街地でなく郊外立地の施設が望ましい)。

【首都圏等での緊急事態宣言への対応】
・県内からの首都圏への移動制限、逆に流入制限等を要請する可能性あり(今後詳細検討)。

【医療機関向マスク対応】
・国より第1次7万枚、第2次40万枚支給済、間もなく第3次支給見込み。

今後、国の感染、生活、経済支援対策強化に併せ、県政での即応が鍵になると思いますので尽力して参ります!
 
 
 

 
 
2020年3月

 

県のコロナウィルス対策予算案について

 

 

 
コロナウィルスへの追加対策が3月16日に県より自民改革会議に示され、18日の本会議で令和2年度予算と共に可決します。総額約24億円、対策の軸は3つ(下記画像ご参照※クリックすると拡大します)

 


1.感染拡大防止策と医療提供体制整備→医療機関の病床増・人工呼吸器・PCR検査費用の負担、社会福祉施設の多床を個室に改修費負担
2.中小企業支援→融資枠500億円へ拡大(限度8000万、利子補給有)、保証料助成で事業者負担ゼロへ
3.観光誘客対策→感染収束が見えた時点での国内外需要喚起、空港利用拡大対策

上記以外にもベースとなる令和2年度予算1兆2800億円を可決しますが、その中でも様々な対策化が可能であり、今後更なるニーズを見極めて内容強化していくように頑張ります!

 
 

 

 静岡県の新型コロナウィルス感染症対応について

 

 

 
2011東日本大震災から9年、震災直後から企画、開始した東北支援チャリティイベントも先日10回目を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大により中止、来年は必ず開催したいと思います。

拡大が止まらないコロナウィルスですが、先週、自民改革会議として、各経済団体などに状況や県への要望事項を分担してヒアリング調査し、私は農林水産業や学校関係についての取りまとめを行いました。

また、一昨日の県議会総務委員会では、令和2年度予算案審査の前に新型コロナウィルス感染症対応について委員会関連の以下について質問。
(1)県民の不安解消への情報提供、相談業務の現況について
(2)県駐在事務所のある中国を中心とした地域外交の現況、県内進出企業の動向と影響

どちらも適時適切な対応能力の強化や具体的な追加支援策を要望しましたが、その他の委員会の結果も踏まえ、県によるコロナウィルス対策の補正議案が16日には議会側に提示されることになりました。

特に、経済面は、事業存続のための金融支援策、売上減少や休職に対応する雇用調整助成金などを開始していますが、伊豆の観光業や中国関連製造業を中心に極めて厳しい状況が多々あることから、より効果的な施策、予算の決議を行っていきます。

東日本大震災以来の国難ですが、政治がしっかりと社会、県民を支え、一致団結して乗り越えていきたいと思います!
 
 
 

 
 
2020年2月

 

新型コロナウィルス影響大!東北支援イベントも中止!

 

 

 
新型コロナウィルスの感染が拡大し、予断を許さない状況となってしましました。静岡県としての防疫対策はもとより、観光業を有する県東部では経済面へのマイナスも危惧され、先般、自民改革会議として知事への早期対策を要望しました。

また、私と地域活性化NPO山王会他の皆さんで2011年より行ってきた東日本大震災被災地支援の日枝神社チャリティイベント(3/8)について、神社側の要請もあり記念すべき10回目の開催を中止とさせて頂きました。これまで約500万円を被災地に送り、近年は震災で親を亡くした震災孤児の皆さんの学資として寄附してきたのですが…。
今後は、このウィルスの早期鎮静化と、7月に迫った2020東京オリンピック・パラリンピックの円滑な遂行を祈念します。

先日開会した県議会では、令和2年度予算の審議が大きな課題です。一般会計約1兆2800億円、対前年+726億円、歳入の根幹である法人税・県民税・地方消費税等県税は4870億円と微増としていますが、コロナウィルス関連での下振れリスクが懸念されます。
歳出では、東京オリンピック・パラリンピック関連、津波対策、県立学校施設改築・空調整備、防災・減災のための道路・河川整備、子ども子育て支援給付費増、交通安全施設整備等多岐に渡り、今後、各委員会にてその内容、予算を審査していきます。

JRリニア中央新幹線による大井川水系の流量減少問題は、先月、自民改革会議に対してJR副社長他が説明会を行い、(1)水資源に影響が出た場合には期限を設けず保障する、(2)トンネル湧水は全量大井川に戻すと共に中下流域の河川表流水は減少しない、(3)リニア開業により新幹線ひかりの県内停車を増加、を明言しましたが、特に(2)について国など客観的立場からの検証と地元合意が早期に望まれます。

多くの課題を抱える県政ですが、今議会は3月末までの長丁場であり、随時トピックスをレポートして参ります!

 
 
2020年1月

令和二年も本格始動、本年もよろしくお願い致します!

 
昨年は、皆様の温かいご支援により県政へ送り出して頂き、9月には県議会本会議での知事への初質問に臨みました。沼津港周辺の地震津波対策、東京2020オリンピック・パラリンピック(狩野川サイクルロード化)、犬猫殺処分ゼロに向けた取組み、沼津駅周辺総合整備事業の事業効果、漁場環境の変化への対応などを取上げ、県の考えを質しました。今後、着実な成果が出るようにフォローして参ります。12月議会では主に台風19号で被災した農林漁業施設や河川、港湾、道路など復旧支援の補正予算約39億円を可決、また来年度事業、予算要望を自民改革会議として知事に申入れました。安心安全で、豊かな県政へ前進!

 
 

いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック開幕!

 
昨年、日本中が盛り上がったラグビーワールドカップは、9月にエコパスタジアムで行われた日本・アイルランド戦を頂点に、本県開催4試合で17万6千人の観客を動員、地方都市開催の上位4位を独占して日本チーム躍進の原動力となりました。

そして、本年は県東部にてオリンピック・パラリンピック自転車競技が開催されます。ロードレースが富士スピードウェイ(7月25,26,29日)、トラック競技が伊豆市・伊豆ベロドローム(8月3日~9日)、マウンテンバイクが伊豆市・伊豆マウンテンバイクコース(7月27,28日)で行われ、世界中からトップアスリートが熱戦を繰り広げます。

県は、これまで自転車競技のテストイベントを開催して交通対策、暑さ対策、おもてなし等のシュミレーションを行い、今後は、街なかの五輪関連の装飾や聖火リレーなどを行って更に盛上がる施策を行います。

一方、私は、先般知事への質問でも取上げた通り、東京2020オリパラ自転車競技開催地のレガシー(遺産)として、富士山を望む狩野川沿い堤防ロードを安全、快適に整備してオンリーワンのサイクルロードとして世界へ発信し、年間数十万人を集める東部伊豆地域の観光の目玉にしたいと従来より構想してきました。
本年5月頃には県民参加型の狩野川サイクリングイベントを自主企画し、益々機運を高めていきたいと考えておりますので、是非、皆様方のご賛同をよろしくお願い致します!
 
 
 

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