2019年11月

加藤元章県議会レポートを是非ご覧ください!

 
平成30年度の決算審査特別委員会が開かれ、1兆2千億円に上る県事業の決算認定を各常任委員会で審査中です。
一方、私の初めてとなる本会議場での知事、当局への一般質問は9月27日に行いました。その結果レポートにつきましては、11月3日(日)新聞朝刊の折込チラシとして各ご家庭に配布されました。また、県の答弁内容につきましては今後ともその進捗をフォローするなど、確実に成果を出せるようにして参ります。

 
 

自由民主党沼津第三支部設立!

 
自由民主党県議会議員に就任すると党支部設立が責務とされており、新規に自由民主党の党員を確保するなどの設立要件がありましたが、今般、多くの皆様に賛同頂いて規定を満たすことができ、党本部に申請し安倍晋三総裁より支部設立が認められ、証明書を拝受致しましたのでご報告申し上げます。
この政党支部設立により、主に政治活動を拡大して行えるようにするための政治資金の寄附の規定が大きく変わり、これまでの後援会(政治団体)では禁止されていた会社・労組・団体からの寄附が可能となりました。
 
また、引き続き、支部にご入会頂ける方も募集しておりますので、併せ、よろしくお願い申し上げます。
 
 

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2019年8月

Ⅰ、日華友好議員連盟 台湾訪問について

 
 この議員連盟は30年以上の歴史があり、その間に台湾の政財界との絆を強め、今日に至っているとのこと。今回の訪問では、超党派の県議20名が参加し、最初に静岡県とお茶の交流を行っている台湾中部の嘉義県の翁県知事を訪問、本年11月に静岡のグランシップで開催される第7回世界お茶まつり秋の祭典への参加要請と意見交換を行いました。
 また、東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技が本県で開催されることを見据え、サイクリングがレジャーとして定着し、世界的な自転車メーカーを有する台湾からの誘客をオリンピック以降も進められる様、台湾の観光局を訪問。幹部と意見交換を行い、台湾でのビッグイベントとの連携を含め、相互のサイクリング観光の推進に向けて協力していくこととなりました。
 この他、政治の中枢である総統府を訪問し、陳秘書長(日本での官房長官)と直接面談することが出来ました。議連の森会長が陳氏の高雄市長時代から長年親交があったために実現したもので、相互理解を深めることができました。更に、日本との貿易、経済、技術、文化等の民間交流を推進している台湾日本関係協会の皆さんと会食をしながら歓談し、関係強化を計りました。
 最近、日本近隣諸国との間で政治的に難しい局面となることが多い中、台湾は親日であり、特に本県への観光面で大きな需要が今後も見込めることから、双方の連携を更に強めていける様、今回の視察成果を基に議員活動を行って行きたいと思います。
 
 

 
 

Ⅱ、9月議会一般質問について

 
現時点での予定質問は以下の通りで、全県に渡るものから沼津市に関するものまで多岐に渡りますが、今後内容を精査して、成果のある効果的な質問となる様に準備して参ります。
 

1、静岡県の地震津波対策

 
◆全体的な施策(静岡県アクションプログラム2013)の遂行状況
 ・最悪の想定での地震津波による県内死者数105千人をどこまで減災、減少出来ているか
 ・減災に向けての津波避難場所空白区域の解消、津波避難ビル指定の拡大策について
◆体育館等避難所での福祉避難所機能の推進について
 ・県内35市町中20市町が規定の避難所について福祉的視点での取組みを進めているが、1日も早く全県対応が必要
 ※沼津市には福祉施設が23あるが、災害時の施設への入所想定は約900人と見込まれるが実際には200人程度しかキャパがないため、一般避難所=学校体育館での対応が急務
◆沼津港周辺地区の津波減災対策
 ・堤防工事の見通し、観光客を考慮した避難ビル設置拡大策、電線地中化による減災対策
 

2、沼津駅周辺総合整備事業と鉄道高架事業

 
◆新貨物ターミナル用地の確保に向けた県の対応方針
 ・買収済は92.8%、残り地権者10名、新貨物基地事業認可H16.9から15年経過
 ・未買収地について県による収用手続きに入るが県が収用を完了するまでの見通し
◆鉄道高架事業および総合整備事業全体の今後のスケジュール
 ・中心市街地は疲弊(郊外に大規模商業施設開店)、事業完了時期不明確では民間投資進まず
 
 

3、2020東京オリンピック・パラリンピックのレガシー創出

 
◆狩野川堤防を活用したサイクルロード整備(富士山を望む世界一の観光資産へ)
◆教育面からの県内中高生の観戦、参画、交流推進
 ・世界トップレベルの競技、選手、イベントに接することの教育的意義大
 

4、県の犬、猫殺処分ゼロに向けた取組み

 
◆現在でも殺処分を行っている本県の現状認識とゼロを実現している他県の施策評価
◆動物愛護法改正を踏まえた今後の取組方針
 

5、外国人労働者受入拡大に対する対応

 
◆本県の今後の受入見通し
 ・受入拡大は介護、建設、農業等14業種、19年度最大4.7万人、5年後34.5万人(国)
◆急拡大する外国人労働者に対する対応と課題の認識
◆県内各市町との連携および支援内容
 ・特に日本語能力が十分でない外国人、児童の具体的な支援策
 

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2019年7月

初議会終了、次の9月議会では知事に質問します!

 
 5月には県当局側からのさまざまな説明会、主要施設の視察や各種団体の総会への出席なども経験し、6月は初の定例議会を迎えました。6月議会では、子どもの登下校時の事件、事故が多発する中、「静岡県子どもの安全確保緊急対策」が強化、上程され、体験型防犯講座の拡充、学校施設&通学路の安全対策、街頭防犯カメラ整備事業の拡充などに対し約2億5千万円が補正予算として計上されました。
 この他、知事より、発達障がい者支援センターを東部(沼津市)及び中西部に来年度より開設すること、急増する外国人を見据え11言語に対応する多文化共生相談センターを静岡市に開設することなどが報告されました。
 次回の9月議会では、知事の政治姿勢を問う本会議場での一般質間に初めて登壇する予定です。質問のテーマは 現時点では以下3点を考えています。
 

①県が事業主体である沼津駅鉄道高架事業の前提となる原地区の新貨物基地用地買収の今後の方針
②東京五輪の自転車競技開催に合わせ観光施策としての狩野川サイクルロード整備
③動物愛護法の改正を踏まえ、私のライフワークともいえる保健所での犬猫殺処分ゼ口への取組み

 
 質問時間は25分と限定されていますが、市議会の時同様に活発な議論となるよう頑張りたいと思いますので、お時間の許す方は是非とも傍聴にお出掛け頂けたら幸いです。
 厳しい暑さが続きます。くれぐれもご自愛くださいませ。